食文化・食育推進事業

　日本の食文化を代表する京都の伝統的で高い技術をもった食品、京都独自の食文化について、消費者等が理解を深め、将来にわたる健全な食生活の実践をめざし、食に対する総合的な意識の醸成を図るために積極的に推進している。
　また、府民の食文化・食生活を支える技術・技能水準を維持発展させるための事業を実施している。

1. 京の伝統食品の普及事業

　京都の歴史的・代表的な食品を展示又は広報宣伝することにより、食品加工技術の歴史や文化など、食品単体ではなく、京の伝統食品を核とした京の食文化を総合的に紹介、普及啓発に取り組んでいる。

2. 食育・食文化の推進

きょうと食育ネットワーク」に参画し、食育の普及及び啓発、食文化振興・食育推進のための体験学習講座等を開催している。

食品従事者の資質の一層の向上を図るとともに、それらの者が指導的立場を担うことにより、食品関連産業全体の後継者育成に資するため、京都の食品製造に永年従事し、卓越した技術・技能を有するものを顕彰している。

　①「親子パンづくり教室」の開催
　② 京都府食育ネットワーク委員会幹事会に出席。
　③「味の匠 京のフードマイスター」の認定。
　④ 京都府の「現代の名工」に候補者推薦。
　⑤ 日本食の世界遺産登録に向け積極的に支援・協力。

3. 「京もの伝統食品」の指定に向けた支援

「京都府伝統と文化のものづくり産業振興条例」に基づく「京もの伝統食品」の指定に向け支援を行う。

伝統の京ブランド認定食品をテーマとした展示会の開催・出展により、京都の食文化や生活文化の普及啓発、情報発信や食育を図ったことで、京都の食品産業の振興に寄与している。